#10 あけましておめでとうございます。2023年もよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます!
梅本です。
皆さま、年末年始はゆっくりされましたでしょうか。
私は実家の奈良に帰ってすごしました。
この期間、ネットサーフィフィンの時間を減らしていたのでインプット不足です。
そのため、今日の記事はひとつのツイートを掘り下げたものが中心になります。
1) 23年始から抑えておきたいUI/UXデザインのトレンド





ツイッターでは「タイパ」と書いてこの記事を紹介しました。
タイパとは「失敗したくない」「時短したい」などタイムパフォーマンス = 時間対効果を表す言葉です。
2022年はUIデザインでも、時短ですぐ、端的にわかるように伝えるデザインが好まれるようになりました。
華美な装飾や、アニメーションは豊かな表現になる反面、時短をしたいユーザーには好まれないのかもしれません。
アメリカでも「タイパ」的な表現がトレンドになっていたので、下記の記事を要約して紹介します。
元記事:https://uxmisfit.com/2022/12/05/2023-ux-ui-design-trends/
2022年のUIデザインで定番になったこと

NoCodeツールが標準的になる(in アメリカ)
グラスモーフィズムがスタンダードな表現手法になった
※すりガラスのような表現のこと。
プロトタイプ時点でインタラクティブなものに(NoCodeツールの影響)
Figmaは、よりインタラクティブなプロトタイプを作ることができる新機能を導入。
「90年代」と呼ばれる表現方法が流行。
2023年はノーコードツールがさらに躍進する見込み
NocCodeツールで代表的なWebflowとFramerの比較
2023年は、この2つの優れたプラットフォームの戦いの場になる。
再びVRがはやる?
筆者は2022年にVRの普及に期待を寄せていた。しかし、まだ流行しなかった。
2023年に状況は変わるのか?→市場次第。
VR市場が訪れる転換期は、Apple社によるApple Glassesの発表が契機か?
Twitterの混乱と他SNSへの分散化がすすむ?
分散型ソーシャルメディアプラットフォームがのびる?
ブロックチェーン技術に基づき、独立したサーバーで運営される
例えば、mastodon
映像体験のためのデザイン
テキスト情報の設計パターンはほぼ確立された。
動画の情報設計パターンはまだ未開拓。
この1年、映像ソリューションの新しいパターンの開発と、映像体験をデザインするアイデアが必要かも。
AIを活用したデザイン
AIがデザイナーの代わりにはならないが、様々な業務で味方になるだろう。
ChatGPTやStable DiffusionのようなAIツール。
調査、設計システムの構築などアイデア出しやブレストに役立つ
グラデーション
いま使われるグラデーションは過去と比較すると複雑なものになっている。
メッシュグラデーションやグラスモーフィックブラーレイヤーが代表的
テキストとして適用される可能性も高い。
自然な感じのグラデーションが好まれるだろう。
究極のシンプル化
筆者は最近、Framerで作成されたサイトの多くが、非常にミニマルで大胆になり始めていることに気づいた。
グリッドのレイアウトを共有していることが非常に多い
「Apple Summary Grid Trend」を参照。
このスタイルでWebサイトの要素を再現するのがはやるだろう。
何かヒントになったでしょうか?
私は「Apple Summary Grid Trend」の表現方法が今後のトレンドになりそうだと感じております。
2)コフフンに行きました
冒頭で奈良に帰省したと書きました。
そのタイミングでずっと気になっていた天理駅前のコフフンを見てきました。
コフフンとは?
公式サイト:コフフンとは|天理駅前広場
奈良県天理市の駅前の整備計画で生まれた広場を指します。
デザイナーの佐藤オオキさんがデザインを担当しており、ずっと気になっていた施設です。
天理市内に多数点在しながら日常生活に美しく溶け込んでいる「古墳」を歴史的特徴を示すアイコンと捉え、それらを複数組み合わせて起伏に富んだランドスケープを作ることで、山々に囲まれた奈良盆地という地理的特徴を表した。
まるで全体がカフェであり、全体が遊具であり、全体が大きな家具に感じられるような、そんなゆるやかな空間
家族で少しだけ立ち寄る時間があったのですが、子どもよりも私が少し興奮しておりました。
興味ある人がいたらぜひ足を運んでください。
3)あとがき
妻が自宅に”マイ門松”をかざってくれてました。
門松といえば3つの植物を使いますね。
祭りごとに使う「松」、まっすぐになるように「竹」、春を願う「梅」。
写真をご覧いただくとわかるように竹がなかったり、梅ではないのですが「スーパーで買うより味気があっていい」と私は喜んでおりました。
では、本年もどうぞよろしくお願いいたします!