メリークリスマス!梅本です。
本日12月25日はクリスマスです。
クリスマスはキリストの誕生を祝う日、正確にいうと誕生日ではないそうです。
ちなみに仏教の開祖お釈迦様の誕生日は4月8日。意外と知らない人も多いのではないでしょうか。私も知りませんでした。
今週のデザインニュース(2022/12/19~2022/12/23)
今週もツイッター @dubhunter でツイートしたデザイン系のニュースをピックアップして振り返ります。
1) ロゴはまだ重要?Google FontsがSNS時代にあわせたロゴ制作プロセスを公開
多くの方にご覧いただけたツイートです。ありがとうございます。
ロゴはSNS時代でも、重要な分野のひとつです。
今まで伝説的なデザイナーの方のロゴ制作プロセスを見てた人も多いかと思います。
そして、皆さんが気にしているのはいまの時代に合わせたロゴの考え方、作り方でしょう。
情報が溢れている時代にロゴはどんな意味があるのか?またその制作プロセスはどんなものなのか?
これらの疑問を Google Fonts が回答してくれたからこそ、知りたい情報なんだと思います。
ツイートでは、簡単な紹介だったのでニュースレターでは元記事を要約&翻訳しておきます。
ロゴはまだ重要か?
ロゴは、ブランドや製品を認識するとき、最初に目にするものである
以前は、ブランドのマーケティングに使用したいものにロゴを配置するだけで十分だった。
今やロゴは、言語と共感、音と動き、メッセージとポジショニングを含む大きなエコシステムの中の一部分になっている
しかし、ロゴは第一印象を決める重要なもの。
私たちは、ものを識別するためシンボル(象徴)やマーク(造形)を必要としている
アイデアやメッセージをすぐに伝わるものの必要性は今後も変わらない
ロゴの中身は?
ロゴとは、主に活字とグラフィックを組み合わせた、ユニークなデザインのこと。
ロゴマークは、企業やブランドを表す特定のグラフィック要素、シンボル、またはアイコン。
ロゴタイプ(ワードマークとも呼ばれる)は、ネーミングの具体的なタイポグラフィ・デザイン。
ロゴデザインの方針と具体プロセス
目標は、架空の未来の有人月探査機「LUNA 2035」のロゴをデザインすること
ペンと紙でスケッチすることから始める
どの書体を使うか考える
ワードマークと一緒にグラフィックデバイスとして使えるような、象徴的でミニマルなマーク(アイコン)を目指す
クリーンで幾何学的な形
モダニティ
シンプルでクリーン、そして普遍的な見た目
「そこそこ」のデザインを作らない
名前の中に合字を作るなど、文体的な処理を検討する
気に入ったコンセプトの場所があると感じたら、スケッチをベクターに変換する。
画面上で効果を発揮する書体を選ぶ
完成イメージ、使用方法
最終的には、ロケットの側面からミッションのソーシャルチャンネルのInstagramアバター、アパレルや放送用グラフィックまで、さまざまなタッチポイントで使用・適用できる現代的でタイムレスなLUNA 2035ロゴが完成。
ロゴのロックアップは、「Mission 01-2035」のコピー付きとコピーなしで、縦型と横型の両方を作成
こうすることで、あらゆるフォーマットで同じビジュアルデザインの一貫性を保ったまま、さまざまなアセットを提供することができる。
2)BtoB系ECサイトのUXベストプラクティス


個人的にはBtoB業界におけるデザイン領域はまだまだ伸びしろがあると考えています。このあたりのデザイン知見は門外不出の情報が多く、実情をなかなか知ることができません。
そんな状況だからこそ、海外でも珍しいと思われるBtoB系のECサイトの具体事例は嬉しい情報です。
一見簡素なECサイトに見えますが、ユーザーの探しやすさ、ミドルウェアとのデータ連携が詰まったすばらしいサイトです。その工夫ポイントはぜひ紹介した記事を読んでほしいです。
例1)スマートサイトサーチ
リアルタイムに検索結果を変動させる検索バー
例2)検索フィルター
買い物客を目的の商品にたどり着きやすくするための検索フィルター
3) 今週の気になるツール
今週はGoogle Chromeの拡張機能をピックアップします。
1. Tango
2. LINER
Tango
ブラウザ上の操作手順を自動でスクショしてくれるChrome拡張機能。社内でマニュアルをつくる機会が多い人は便利じゃないでしょうか。
ひとつひとつのステップごとにキャプチャ、説明したページを自動で生成できます。
LINER
Web上の文章にハイライトをつけるChrome拡張機能。ブックマーク機能も兼ね備えているので、Webページにハイライトをつけたり、あとからふりかえりたい人には便利なサービスです。
あとがき
いよいよ2023年も終了が近づいてきました。皆さんはどんな一年でしたでしょうか?
私は今年も充実した年でした。
もちろんいいこと、苦しいこと色々ありましたが年齢を重ねるごとに耐性がついてきました。ただ、この耐性は好奇心とトレードオフの関係です。
来年も好奇心を持ち続けるために、学習習慣を強くしたいなぁ……
そんな個人願望で本年のデザインニュースレターを締めます。
皆さま、良いお年を!
※23年1月2日のニュースレターはお休みします。
いつもありがとうございます!良いお年を!