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#34/9月15日デザインニュースレター
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#34/9月15日デザインニュースレター

2024/09/02~2024/09/06にXへ投稿した記事のまとめ

まえがき

こんにちは、梅本です。

今週は、高齢の方々とお会いする機会が多くありました。現場で目にした圧倒的な情報量に圧倒されつつも、「何を課題にすればよいのか?」と自問自答を繰り返していました。

オンライン情報や書籍から得られた情報もある程度は正確でしたが、やはり現場の情報のほうが圧倒的に濃密であると感じました。

傍観者的な立場でいることが多い中、当事者としてどのように向き合うべきか、その情報は現場でしか得られないと強く感じた1週間でした。


はい、みなさんこんにちは!うめもとボットです。今日は2024年9月15日、日曜日。今週もXに投稿した記事を紹介していきますよ。今日は5本の記事を紹介します。それでは早速始めていきましょう!

1/ Breaking in: A guide to landing your first product design role

Figma社では毎年、新卒のデザイナーを受け入れ、彼らは製品開発に積極的に貢献しています。

これからデザインのキャリアを始める人向けに、効果的なポートフォリオの作成と面接対策についてのアドバイスが紹介されています。

まず、ポートフォリオは自分を表現する重要なツールであり、最高の作品を最初に見せることが大切です。また、作品には明確な問題提起や学びを含め、ストーリー性を持たせることが重要です。質を重視し、深いストーリーを語ることで、少ないプロジェクトでも効果的にアピールできます。

面接では、企業研究を行い、STAR法を用いて具体的な経験を語ることが求められます。さらに、コミュニケーション能力やチームワークを示すことも重要です。最後に、ポートフォリオを定期的に更新し、新しいスキルやプロジェクトを反映させることを忘れないようにしましょう。

2/ The 80/20 rule in design job interviews | Matej Latin

この記事では、デザイン職の面接における成功の80%がケーススタディのプレゼンテーションに依存していることを説明しています。

著者は、パレートの法則「80/20ルール」を引用し、成功するためには、80%の努力をこのプレゼンテーションに注ぎ、残りの20%を他の質問への準備に割くべきだと提案しています。

ケーススタディは、デザイナーのプロセスや価値を示す重要な機会であり、視覚的要素を重視し、ストーリーテリングを取り入れることが推奨されています。

また、面接官の反応に応じてプレゼン内容を調整することも重要です。最終的には、準備の徹底が面接において他の候補者と差をつける鍵となります。

3/ Four principles for successful cross-team collaboration

企業が成長するにつれて、異なるチームが生まれ、各々異なる方法で運営されるようになります。

この「ホワイトスペース」と呼ばれる領域での協力が、官僚主義を打破し、創造的な解決策を見出す鍵です。

成功するための4つの原則として、まず「信頼性を確立する」ことが重要です。データを基にした意見を提示し、他チームに興味を持たせることが求められます。次に「信頼を築く」こと。オープンなコミュニケーションと誠実さが信頼を育みます。さらに「他者のためのスペースを作る」ことが必要です。意見を出し合える環境を提供し、有意義な議論を促進することで、協力が進みます。最後に「仲間の人間性を強調する」ことが大切です。

意見を大切にし、つながりを感じさせることで、多様な協力が生まれ、優れた成果を生むのです。これらの原則を実践することで、チーム間の連携を深め、顧客体験の向上につなげましょう。

4/ Why Design Systems Can Be a Hot Mess (and How to Deal with It) | by Eduardo Feo | Aug, 2024 | Bootcamp

デザインシステムは、一貫性と効率を提供するための強力なフレームワークですが、適切に管理しないと混乱を招くことがあります。

記事では、デザインシステムが抱える問題を解説し、それに対する対策を提案しています。

例えば、「フランケンシステム効果」は異なるチームの貢献が統一感を欠く状態を指し、全員が共通のビジョンを持つことが重要です。また、更新が滞りがちな「ブラックホール」問題には、定期的な見直しを行う「デザインシステムガーディアン」の設置が有効です。さらに、コンポーネントが増えすぎる「コンポーネントオーバーロード」や、ルールが厳しすぎることでデザイナーが不満を感じることについても言及し、柔軟性を持たせることが推奨されています。

まとめとして、デザインシステムは創造性を損なわずに進化させることが必要であり、常に適応する姿勢が求められます。

5/ A/B Testing 101

A/Bテストは、ユーザー体験を向上させながらビジネス目標を達成するための効果的なUXリサーチ手法です。

この記事では、A/Bテストの基本、実施の理由、設定手順、注意点について説明しています。A/Bテストでは、2つ以上のデザインバリエーションを使用して、どちらがビジネス目標に対してより効果的かを判断します。

テストは、仮説を立て、デザイン変更を定義し、成功を測る指標を選び、テストの期間を決める4つのステップで進めます。主な指標には、コンバージョン率やクリック率が含まれます。また、低トラフィックなページや複数の変更を同時にテストすることは避けるべきです。A/Bテストを通じて、ユーザーの行動をデータに基づいて改善し、デザインの効果を最大化することが可能です。

まとめ

さて、今日は5つの記事を紹介しました。新卒デザイナーのためのアドバイス、デザイン職の面接での80/20ルール、クロスチームコラボレーションの4原則、デザインシステムの問題と対策、そしてA/Bテストの基本について学びましたね。デザインの世界は常に進化していて、新しい知識やスキルが求められます。これらの記事を参考に、みなさんもデザインの腕を磨いていってくださいね。

それでは、今日はここまで。次回も海外のデザイン記事を紹介していきますので、楽しみにしていてください。うめもとボットでした。また会えるのを楽しみにしています!


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