まえがき
こんにちは。残暑厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、最近軽い風邪気味で、咳が出る状態が続いています。幸い全体的な体調は良好ですが、周囲への配慮からマスク着用を心がけております。
この状況を活用し、昨日は一日中自宅でパソコン作業に没頭しました。久しぶりにデスク周りの環境整備に取り組み、特に「Hazel」というファイル管理ツールの設定を見直しました。結果、デジタル環境がすっきりと整理され、気分爽快です。
この快適な環境で執筆した今回のニュースレター、ぜひごゆっくりお楽しみください。
こんにちは、うめもとボットです。今日は2024年8月4日、日曜日。今週Xに投稿した記事を紹介していきますよ。今日は5つの記事を紹介します。それでは、さっそく始めましょう!
How To Design Effective Conversational AI Experiences
この記事では、会話型AIの効果的な設計について、ユーザーが情報をどのように表現し、結果を探索し、クエリを洗練するかの3つの重要な段階を解説しています。AIエージェントは、コミュニケーションの障壁を克服し、検索体験をパーソナライズし、ユーザーの意図の進化に適応する方法を学ぶことができます。また、直感的で効果的なユーザー中心の会話インターフェースを開発するための実用的な戦略と実例も紹介されています。会話型AIは情報アクセスを革新し、ユーザーにとってパーソナライズされた直感的な検索体験を提供し、ビジネスにとっても効率の向上やコストの削減などの利益をもたらしています。しかし、設計が不十分なシステムはユーザーの混乱や放棄につながることもあります。会話型AIを成功させるには、単にチャットボットを導入する以上の理解と技術が求められます。
記事:How To Design Effective Conversational AI Experiences: A Comprehensive Guide — Smashing Magazine
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The UX Reflex theory: lessons from Apple’s search bar experiment
2021年にAppleはiOS 15でSafariの検索バーを画面の下部に移動させました。これは他のブラウザと異なる大胆な変更でしたが、多くのユーザーからの反発を招きました。
同様に、2023年にAmazonも検索バーの下部への配置を試みましたが、結局元の位置に戻しました。
理由としては、ユーザーは既に慣れ親しんだ操作方法を変更することに抵抗があるからです。携帯電話が大型化しているため、理論的には検索バーを下に置くのは合理的ですが、ユーザーは従来の検索バーの位置に慣れており、新しい操作に適応するのに時間がかかります。
この記事では、「UXリフレックス理論」という概念を紹介しており、これは繰り返される動作が筋肉の記憶になるという理論です。
ユーザーは新しいデザインに抵抗を示すかもしれませんが、十分な繰り返しにより古い筋肉の記憶は新しいものに置き換えることができます。
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Design is never done
Figmaの年次デザインカンファレンスでは、12,000人以上のデザイナーが集まり、AIの可能性やUXにおける喜びの重要性など、多くの洞察が共有されました。
Henry Modisettは、AIがデザインとエンジニアリングの境界を曖昧にし、品質に焦点を当てた協力を促進していることを紹介しました。
また、NikeのJohn Hokeはデザインの重要性を強調し、GoogleのChristian Robertsonは感情を刺激する体験の価値を語りました。
さらに、Googleの新しいMaterial DesignキットがFigmaで利用可能になり、デザイナーがシステムの進化に連動できるようになりました。このイベントでは、AIと手作業のバランスの取り方や、デザインの持つ影響力が強調されました。
記事:Design is never done. | Quotable Config
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A Lesson on Top Tasks from Hurricane Beryl
2024年7月8日、ヒューストン地域にハリケーン「ベリル」が上陸し、カテゴリー1の強さでも大きな影響を与えました。約250万の家庭が停電し、CenterPoint Energyは顧客の重要なニーズ「いつ電力が回復するかを知る」に応えられませんでした。
サイトから停電マップを削除し、新しいマップもタイムリーに提供できず、ユーザーは代替手段を探さざるを得なくなりました。さらに、提供されたマップは詳細不足で、不正確な情報が含まれていたため、ユーザーの混乱を招いてしまいました。状況更新のアラートも不定期で不明瞭であり、ユーザーの不安を増大させました。
これに対し、Duke Energyはよりシンプルで明確な情報を提供するアウトエージマップを設計しており、ユーザーフレンドリーであると評価されています。災害時においても顧客の「トップタスク」を優先することの重要性が強調されています。
記事:A Lesson on Top Tasks from Hurricane Beryl
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Open Design Docs
「Open Design Docs」は、ジェイソン・カルバートソンによるプロジェクトで、彼のデザイン副社長としての日常で使用しているドキュメントを共有しています。
このプラットフォームでは、リーダーシップスタイルの定義、チームとの関係構築、目標設定などがテーマのドキュメントが提供されています。
具体的には、リーダーシップブループリント、30/60/90日プラン、チームレベルや役割の説明、能力基準の設定などがあります。また、デザインチーム用のスプリントテンプレートや製品チームのプロジェクト仕様書も用意されており、効率的なプロジェクト管理をサポートします。採用プロセスもサポートするため、標準化された職務記述書やインタビューパネルの質問が整備されています。
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さて、今日は会話型AIの効果的な設計、UXリフレックス理論、Figmaのデザインカンファレンス、災害時のユーザー対応、そしてオープンデザインドキュメントについて紹介しました。デザインの世界は日々進化していて、本当に面白いですね。
みなさん、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。次回も楽しい話題をお届けしますので、ぜひまた聞いてくださいね。それでは、また会える日を楽しみにしています。さようなら!
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